急性膵炎:改訂Atlanta分類(2012年)
成人の急性膵炎に用いる。
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| ① 腹痛 | 急に発症して持続する強い心窩部痛であり、背部へ放散することが多い。 |
| ② 膵酵素 | 血清リパーゼ、またはアミラーゼが施設の基準値上限の3倍以上である。 |
| ③ 画像 | 造影CTに急性膵炎に特徴的な所見を認める。MRIや経腹超音波で確認される場合もある。 |
診断:①〜③のうち2項目以上を満たす。
腹痛と膵酵素で2項目を満たせば、診断のためだけに造影CTを必須とはしない。膵酵素が3倍未満でも膵炎を強く疑う場合は画像で確認する。
重症度分類(診断条件とは別)
重症度は診断条件とは別である。軽症は臓器不全・局所合併症・全身合併症がない場合、中等症は48時間以内に改善する臓器不全、または持続する臓器不全を伴わない局所・全身合併症がある場合である。48時間を超えて持続する臓器不全があれば重症である。
基準の出典・確認箇所
Definition of diagnosis of acute pancreatitis、Box 3(確認日:2026-09-25)







