疫学
高齢や心血管疾患を背景に多く、急性疾患を契機に見つかることもある。
一般事項
- 脈の不整だけで診断せず、心電図を医療者が確認する。
- 頻脈の程度と循環への影響、誘因となる急性疾患を分けて評価する。
症状・身体所見・検査
診察・検査で確認する点
通常はRR間隔が不規則で、明瞭に反復するP波を欠く。心拍数だけでなく心房活動とQRSを確認する。自動判定の表示をそのまま確定診断にしない。
画像の役割
心エコーは心構造と心機能の評価に用いる。心房細動の確定は心電図の確認による。
クリニカルパール
| 確認するポイント | 臨床での読み方 |
|---|---|
| 自動判定は確認が必要である | 期外収縮やアーチファクトでも不規則に見える。実波形と症状の対応を確認する。 |
鑑別疾患
| 鑑別 | 見分ける際の要点 |
|---|---|
| 上室頻拍 | 規則性と心房活動から区別する。 |
| 敗血症 | 頻脈や心房細動を誘発する急性疾患として感染・臓器障害も評価する。 |
所見が似ている疾患や、見分ける際に確認したい正常変異を調べられる。
参考文献
- 2023 ACC/AHA/ACCP/HRS Guideline for the Diagnosis and Management of Atrial Fibrillation ↗
心電図による確認、初期検査、急性疾患を背景に生じた心房細動の評価。